先日、横浜エンベデッドフォーラムと新横浜ITクラスター交流会の合同会議で、「人工衛星を作ってみませんか?〜手が届く宇宙開発時代の幕開け〜」という講演をさせていただきました。前者は、横浜市に組込みソフトウェアを開発している会社が集まっているということで、同じことをやっている会社が集まってできたフォーラムだそうです。後者は、同様に新横浜に半導体を開発している会社が集まっているということで、交流をするために作られた集まりだそうです。
この講演会では、コウノトリ(HTV)の開発の話から、現在、東大を中心におこなっている超小型衛星の開発の話をし、最後は、現在世界的に大変活発な活動がされているCubesatの話をいたしました。特に最後は、Makersでも大変話題になっているように、だれもが自分たちでほしいものを作れる時代の幕開けを感じさせる世界の取り組みについて、特に宇宙開発分野について発表をいたしました。
ちなみに、私の前にはJAMSTECの方が発表され、その中でも、大阪の「まいど1号」に触発されて、東京下町の中小企業が集まって開発をしたという「江戸っ子1号」の紹介もありました。「まいど」に「江戸っ子」、横浜だけに次は「はまっこ」ですかねと盛り上がりました。
講演会のあとの懇親会ではいろいろな企業の方のお話をきかせていただくことができました。
病み上がりということもあり、本調子ではありませんでしたが、講演会、懇親会ともにとても充実した時間を過ごすことができました。
講演会の案内は以下からみることができます。
https://www.kia.or.jp/MAKE_JIMU/doc/event_detail/3752.html
2013年01月17日
手の届く宇宙開発
posted by しらぴー at 15:52| Comment(0)
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2012年12月22日
組込みシステム産業システム機構 地域連携セミナー
組込みシステム産業システム機構さんの開催する地域連携セミナーで講演しました。
頂いたタイトルは、「アーキテクト的思考とその効果及び人材育成への取組み」というものでした。
もちろん、アーキテクティングラボを主催し、ISO JTC1 SC7/WG42の日本主査をやっている白坂としては、受けざるをえません。(笑)
アーキテクトに必要な能力として、システム思考の能力とデザイン思考の能力をあげさせていただきました。
そのうち、システム思考能力について、今日は中心的にお話をさせていただきました。具体的には、システム思考能力として俯瞰力、多視点力、そして抽象化能力の3つがポイントとして、それぞれがどういったもので、慶應SDMではどのようにこれらの能力向上をめざしているのかということをお話させていただきました。
つくり始めたら、あれもしゃべりたい、これもしゃべりたいという想いがつのり、最初は140ページくらいになってしまいました。講演時間は質疑込みで60分。。。。。(^^;ということで、大幅にけずりましたが、最終的には90ページ強。
1時間で90ページを超えるプレゼン資料を一気にしゃべりました。たぶん、早すぎて何を言っているのかわからない人もいるかもしれません。
しかしながら、今回の講演のおかげで、アーキテクトが持つべき能力、どうやって育成すればいいのかが見えたように思います。
頂いたタイトルは、「アーキテクト的思考とその効果及び人材育成への取組み」というものでした。
もちろん、アーキテクティングラボを主催し、ISO JTC1 SC7/WG42の日本主査をやっている白坂としては、受けざるをえません。(笑)
アーキテクトに必要な能力として、システム思考の能力とデザイン思考の能力をあげさせていただきました。
そのうち、システム思考能力について、今日は中心的にお話をさせていただきました。具体的には、システム思考能力として俯瞰力、多視点力、そして抽象化能力の3つがポイントとして、それぞれがどういったもので、慶應SDMではどのようにこれらの能力向上をめざしているのかということをお話させていただきました。
つくり始めたら、あれもしゃべりたい、これもしゃべりたいという想いがつのり、最初は140ページくらいになってしまいました。講演時間は質疑込みで60分。。。。。(^^;ということで、大幅にけずりましたが、最終的には90ページ強。
1時間で90ページを超えるプレゼン資料を一気にしゃべりました。たぶん、早すぎて何を言っているのかわからない人もいるかもしれません。
しかしながら、今回の講演のおかげで、アーキテクトが持つべき能力、どうやって育成すればいいのかが見えたように思います。
posted by しらぴー at 02:00| Comment(0)
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2012年12月13日
BABOKで有名なIIBA BA Conference2012
先日、BABOK(Business Analysis Body of Knowledge)を発行しているIIBA(International Institute Business Analysis)日本支部主催のBA Conference 2012で講演をさせていただきました。
http://www.iiba-japan.org/news/topics/iibaba-conference-2012.html
「ビジネスアナリシス、次なるステージに向けて」というセッション名でしたので、何を話すかとても悩んだのですが、BABOKを活用するには、新たなビジネスを創造したり、新たなソリューションを創造する必要があるので、「イノベーション」をテーマに講演をさせて頂きました。
講演終了後に本当に多くの方に話しかけていただき、BAに興味がある方はやはりイノベーションにも興味があるのだということを実感いたしました。みなさま、「デザイン思考」という言葉は聞いたことがあっても、ほとんどの方が実際にやったことがないようでしたので、慶應SDMで公開ワークショップとしてデザイン思考xシステム思考を実感できるOpenKiDSの紹介をさせていただいたところ、「ぜひ参加してみます」とおっしゃって下さる方が多数いらっしゃいました。
また、数名の方から、「入学を検討したい」という大変うれしい言葉も頂きました。何名かの方は「MBAを考えていたが、慶應SDMのほうがやりたいことにあってそう」ということで、もう少し詳細を聞かせて下さいとのことでした。
白坂のイノベーションに関する講演の前には、BABOK V3を作られているIIBA本部のケビン・ブレナン氏から、BABOK V3に関するお話がありました。また、白坂と同じセッションでは、REBOK(Requrirement Engineering Body of Knowledge)を作られた南山大学の青山先生のご講演でした。どちらの講演も大変興味深いものでした。白坂も急遽スライドを追加して、お二人の方の講演との関係も含めてお話させていただきました。
今後、IIBAの方々との協力関係もますます増えそうでうれしいです。
ちなみに2012年12月21日の特別講義は、IIBA日本支部で研究担当理事をされており、BABOK V3の新しいセクションの執筆もされている宗さんをお招きしてお話をしていただく予定です。
http://www.iiba-japan.org/news/topics/iibaba-conference-2012.html
「ビジネスアナリシス、次なるステージに向けて」というセッション名でしたので、何を話すかとても悩んだのですが、BABOKを活用するには、新たなビジネスを創造したり、新たなソリューションを創造する必要があるので、「イノベーション」をテーマに講演をさせて頂きました。
講演終了後に本当に多くの方に話しかけていただき、BAに興味がある方はやはりイノベーションにも興味があるのだということを実感いたしました。みなさま、「デザイン思考」という言葉は聞いたことがあっても、ほとんどの方が実際にやったことがないようでしたので、慶應SDMで公開ワークショップとしてデザイン思考xシステム思考を実感できるOpenKiDSの紹介をさせていただいたところ、「ぜひ参加してみます」とおっしゃって下さる方が多数いらっしゃいました。
また、数名の方から、「入学を検討したい」という大変うれしい言葉も頂きました。何名かの方は「MBAを考えていたが、慶應SDMのほうがやりたいことにあってそう」ということで、もう少し詳細を聞かせて下さいとのことでした。
白坂のイノベーションに関する講演の前には、BABOK V3を作られているIIBA本部のケビン・ブレナン氏から、BABOK V3に関するお話がありました。また、白坂と同じセッションでは、REBOK(Requrirement Engineering Body of Knowledge)を作られた南山大学の青山先生のご講演でした。どちらの講演も大変興味深いものでした。白坂も急遽スライドを追加して、お二人の方の講演との関係も含めてお話させていただきました。
今後、IIBAの方々との協力関係もますます増えそうでうれしいです。
ちなみに2012年12月21日の特別講義は、IIBA日本支部で研究担当理事をされており、BABOK V3の新しいセクションの執筆もされている宗さんをお招きしてお話をしていただく予定です。
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