2021年04月09日

グリーンイノベーション

このたび、産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会のWG3:産業構造転換分野ワーキンググループの座長を勤めることとなりました。
これは、政府のグリーン成長戦略を実現するためにNEDOに造成した10年で2兆円の基金を活用して、グリーンイノベーションのプロジェクトを通じてグリーン社会を実現するために設置されたものです。白坂が座長を勤めさせていただくWG3は「産業構造転換分野」と位置づけられています。WG3には、自動車・蓄電池産業、航空機・船舶産業関連を含むモビリティ全般、次世代デジタルインフラの構築などの半導体・情報通信産業関連、食料・農林水産業のCO2削減・吸収技術の開発などの食料・農林水産業関連を含んでおり、かなり後半を含むWGとなっています。(色々な方々とやってきたプロジェクトが全て活きる範囲となっています!)
今後、これまでにもまして多くの方々のご支援を必要とすることになると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
(WG3は長島さんにご一緒いただけるのが心強いです。WG1には竹内さんがいらっしゃりますし、WG2の座長は平野先生なので、WGを超えた意見交換もできそうでよかったです。)
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/green_innovation/003.html
posted by しらぴー at 21:42| Comment(0) | その他

2020年08月30日

「『Society5.0を目指したアーキテクチャセミナー』エグゼクティブセミナー」動画の公開

IPAが開催した「『Society5.0を目指したアーキテクチャセミナー』エグゼクティブセミナー」の動画が公開されました。
https://www.ipa.go.jp/ikc/seminar/20200114.html
このイベントは以下のような内容となっています。白坂は、パネルディスカッションでパネリストの一人として参加しております。
1. 挨拶 経済産業省 商務情報政策局 局長 西山 圭太 氏(当時)
2. 講演「Society5.0時代に求められるアーキテクチャの考え方」
(一社)日本経済団体連合会 会長 中西 宏明 氏
3. 講演「デジタル時代の日本企業の“戦い方”」
(株)経営共創基盤(IGPI)CEO 冨山 和彦 氏
4. 講演「アーキテクチャに基づく経営とは何か?」(同時通訳付き)
President, Vitech Corporation(President, INCOSE(2014-15))
Mr. David A. Long
5. パネルディスカッション
パネリスト:
(株)経営共創基盤(IGPI) CEO 冨山 和彦 氏
東京大学大学院 教授 松尾 豊 氏
慶應義塾大学大学院 教授 白坂 成功 氏
Toyota Research Institute Advanced Development(TRI-AD) CEO
ジェームス・カフナー 氏
モデレータ:
経済産業省 商務情報政策局 局長 西山 圭太 氏
6. 挨拶
経済産業省 製造産業局 局長 田 修三 氏
(独)情報処理推進機構 理事長 富田 達夫

動画の一覧は以下です。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLi57U_f9scILBgAvX0qqnKEk1nmMB4-rN&fbclid=IwAR0il-Yn8qzzoBOVXaZMir7SVspMVI3uBbp0NRi-yuj9zHTWO3tcpNaVEkg&app=desktop
白坂が参加したパネルディスカッションは以下です。
https://www.youtube.com/watch?v=kP8Z5YtFtH8&list=PLi57U_f9scILBgAvX0qqnKEk1nmMB4-rN&index=7&t=2s
posted by しらぴー at 14:44| Comment(0) | その他

2019年03月26日

慶應SDMメソドロジーラボ主催公開ワークショップ「良い問いを立てる 〜システムxデザイン思考における5つの問題定義アプローチ〜」

慶應SDMメソドロジーラボ主催の公開ワークショップをおこないます。
「問い」の重要性は色々な人がいわれており、「良い問いを立てる」ことを目指しますが、なかなか簡単ではありません。慶應SDMのメソドロジーラボでは、「良い問いを立てる」ことを支援する”5つの問題定義アプローチ”をつくり、慶應SDMの授業で教えてきました。この公開ワークショップでは、”5つの問題定義アプローチ”の一部を体感的に理解してもらい、参加者の活動にいかしてもらう目指しております。今回は、GWに2回のワークショップをおこないます。ファシリテータはことなりますが、基本的に学ぶものは同じとなっております。
4/29は一般向けとなっており、どなたでも申し込みが可能です。
5/6は、学生に限定となっております。5/6は無料の懇親会を用意しております。参加者同士、慶應SDM関係者とでネットワークを構築してください。
なぜ問題定義をおこなうのか?普通の問題定義では何がいけないのか?と思われるかたもいらっしゃると思います。もし現在解けてない課題をそのまま真正面から解こうとすると、突破口が見つからないことが多いです。だからこそ、誰もが知っている課題が目の前にあるわけです。また、少しでも解けそうなものは、すでに多くの人が解こうと頑張っています。つまり解く問題を決めた時点ですでにRed Oceanになります。なので、これまでとは違う角度から問題を捉え直して、定義をし直す「リフレーミング」をおこなうのです。
「普通じゃないけど面白い!しかも重要!」という問題に捉え直すことをめざします。そうすることで、魅力的で実行する価値があるInnovative problem spaceを見つけ出すのです。問題の切り口が変われば、それを解くSolution Space自体もかわるため、これまでとは違うソリューションを考えることができるのです。
このような考えのもと、世の中の事例や、慶應SDMの授業の中での学生たちの事例を多くみることで、いくつかのパターンがあることを見つけました。決して、これらは全てではないのですが、まずパターンにあわせてやってみることで、これまでとは違った世界を見ることができるのです。このパターンが5つあるので、”5つの問題定義アプローチ”という言い方をしています。白坂も講演等で簡単にお話することはあるのですが、実際にやってみるとなると時間がかかるため、今回は終日のワークショップを用意しました。


4/29 一般向け:

5/6 学生向け:
posted by しらぴー at 12:43| Comment(0) | その他