今回は、システムズエンジニアリングの考え方、プロセス、手法を使ってビジネスのデザインをしました。これが、技術システムをデザインするための考え方、プロセス、手法と全く同じやり方でやります。これがとても面白いところです。
いったん、システムズエンジニアリングを理解してしまえば、技術システムだろうと、ビジネスだろうと同じ考え方、やり方でデザインできるようになるのです。
慶應SDMには、多様なバックグランドの学生が集まっています。これらの多様な学生が、このような統一的な考え方、プロセス、手法を理解し、共通言語を使って協力しはじめたときのインパクトはとんでもないものになります。
2008年に慶應SDMが創られて来たときから、このような状況を目指していた訳ですが、今では自信をもってそれを言えるようになってきたところがうれしいですね。実際、自分が、同じ考え方を理解する人たちを一緒に成果をだせているからこそ、言えるようになってきました。
今年の学生もぜひともしっかり理解して、羽ばたいてもらえればと思っています。
もちろん、授業は日本語版と同じく、演習中心で、インタラクティブにおこなわれます。


