手法も考え方もこれまでやってきた要求分析(コンテクスト分析、ユースケース分析)とアーキテクチャ設計(機能設計、物理設計)であることは全くかわりません。

では、何が大きくかわるのか。それは、「現在存在していない」ということです。現在存在しているものであると、設計というよりも分析することに近くなります。つまり、実際にあるものにあわせて、具体的にイメージをしながら進めることができます。一方で、「現在存在していない」場合には、本当にデザインをすることになります。現在存在していませんので、ちゃんと想像することができなければ、要求分析もアーキテクチャ設計もちゃんと進めることができなくなります。

但し、既存のビジネスと同じ部分については、先週やった分析結果をそのまま使うことができるので、新しい部分に注力してデザインすることになります。
