2013年04月27日

第2回デザインプロジェクト(日本語)

本当に土曜日の慶應SDMは盛りだくさんです!
朝9時(1限)からSDM序論で、SDMの基礎となっているシステムズエンジニアリングをとことん学んでもらいます。そして2限目はコミュニケーションで、どのように人とやり取りするかを学びます。SDM序論では、俯瞰的かつ系統的におこなうことを学びますが、それに追加してコミュニケーションでは、人という観点で感情にかかわる部分も学びます。これらは相反するというのではなく、相互に関係しており、両方を適切にまぜて使うことが大切となります。
そして、3限目はデザインプロジェクト。これは、”デザインxシステム”思考、あるいはポストデザイン思考xポストシステム思考でイノベーティブなシステムを創造することを学ぶ授業です。これも慶應SDMの中心となる授業の一つということで、教員も学生もかなりの時間を割くことになります。
今回の授業では、まず前科の振り返りと課題に対する講評からスタートしました。その後、前回のやり残しであるEnabler Frameworkを教えました。これは完全にオリジナルなので、慶應SDMでしか教えていませんが、多視点で物事を見るときに、どのように多視点を創り出していけばいいかということの考え方のフレームワークになります。演習を交えたEnabler Frameworkのあとは、Value Graphを石橋さんと田子さんが教えました。これも、その対象が持つ本質的な価値を可視化することで関係者と共有し、更にそこから新たな発想を得るための手法です。主に石橋さんが考え方を、田子さんが実際に活用した開発例を話してくださいました。実際にプロダクトとして発売されているものをどのように価値(Value)を考えたのかを聞くのはとても貴重な経験となりました。
その後、プロトタイピングとして前野先生が考え方を説明したのち、田子さんがこれまた実際に発売されているプロダクトのプロトタイピングを見せていただきました。これまた有名なプロダクトがあり、とても貴重なものを見せていただく機会となりました。また、今年のミラノサローネでの出典を例に、どのようなプロトタイピングとしての見せ方があるのかを丁寧に解説して下さりました。
その後、強制連想法としてシナリオグラフを白坂が説明し、演習をしたのちに、慶應SDMのオリジナル手法である構造シフト発想法を前野先生が説明、演習をおこないました。この構造シフト発想法は、慶應SDMの神髄とも言える手法なのですが、なかなか簡単でもないというところがあります。
学生はまるまる5時間のあっという間の授業をとても楽しみながら参加していました。まだまだ、これから、これから(笑)

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posted by しらぴー at 23:12| Comment(0) | デザイン思考
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