先日実施した日本語版は、天候の悪化によりEnabler Frameworkの授業はできませんでしたが、英語版ではブレインストーミング、親和図に引き続き、Enabler Frameworkの講義も実施しました。
Enabler Frameworkは、もともとシステムをデザインするときの視点を見つけ出すための考え方なのですが、親和図などでまとめたアイデアの構造化にも活用できるため、今回は主に親和図の構造化の観点で講義/演習を実施しました。
システムデザインの視点を考えるということは、システムデザインに関する基本を身につけてないとなかなかわからないため、これまでは秋に教えていたのですが、今回はそれをまだシステムデザインに関する基本的な考え方を授業していない状況で教えるということをやりました。かなりチャレンジングなカリキュラムではありますが、今年の優秀な学生は理解してくれたようでちょっと一安心しました。
第2フェーズのアクティブラーニングフェーズからは日本人学生と合流するためそれまでにどちらの学生もしっかりと考え方を理解しておいてもらえるといいなぁと考えています。
ちなみに、第1フェーズでも、宿題で日本人学生と留学生とが強制的にグループをつくる必要があるように考えられているため、学生はすでにいろいろと議論をはじめているようです。レポートが楽しみです。