この合宿では、ロジカルシンキングや抽象度のコントロールや主観と客観を識別するワークショップなど、これからSDMでの教育や研究を進めていくためには欠かすことができない基礎的な考える力をつけていくための研修をワークショップ形式で実施しました。もちろん、それだけではありません。慶應SDMが進めているポストシステム思考、ポストデザイン思考を体感してもらうためのワークショップも実施しています。この中では、ブレインストーミングはもちろんのこと、特にプロトタイピングとしてのスキットを集中的に実施しました。注意深く設計されたプロセスで、合計3回のスキットをやった学生は、これまでのとにかくやるスキットから、きちんと考え、設計してから行うスキットへのステップアップを見を持って感じでもらえたのではないかとおもっています。
言うまでもありませんが、懇親会やオーバーナイトワークを通じて、教員と学生、学生同士の懇親を深め、今後の2年間(あるいは3年間)の学生生活を送る仲間たちと出会えたことはとても有意義な時間だったと思います。
ぜひ、この合宿の成果を踏まえて、今後の学生生活を突っ走ってもらえることを期待しています。