2013年03月04日

OpenKiDSシーズン4エピソード1(社会システムを変える政策デザイン)

とうとうOpenKiDSエピソード4が始まりました。このOpenKiDSエピソード4は、地域の活性化に焦点をあてたシリーズとなっています。
エピソード1(1回目)は、日本もりあげ協会会長兼、慶應SDM教授の「としちゃん」こと保井先生だした。
保井先生と言えば、慶應SDMがシステムズエンジニアリングを中心としながらも、それを拡張して社会システムのデザインに適用するための方法論を確立するために、多大なる貢献をしてくださったかたです。
そもそも、システムズエンジニアリングは、いわゆる技術系学術分野である電気工学、機械工学、ソフトウェア工学を統合する学問として存在していました。つまり、システムズエンジニアリングは、複数の学術分野を統合するためのベースをもっているわけです。これを、現代社会の問題を多く抱えながらも、解決する方法論を明確には持っていない社会システムにまで拡張し、技術システムと社会システムを統合的に解決・デザインできる学術分野にしようとしたのが現在のSDM学と言えます。もちろん、このためには、単なるシステムエンジニアリングの拡張ではなく、デザイン思考やいろいろなマネジメントもあわせる必要があります。
さて、OpenKiDSシーズン4エピソード1では、このとしちゃんが、地域活性化のための政策デザインというテーマでワークショップを行いました。ブレインストーミングや親和図を使い、ベースとなるコンセプトを作り上げたのちに、簡易版の構造シフト発想法を使って更にアイデアをイノベーティブにしていきます。
最終的には、作り上げてきたコンセプトをスキットで発表する形で終了いたしました。
今回のOpenKiDSも多数の方々にご参加いただき、運営側もいろいろと学ばせて頂きました。参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
posted by しらぴー at 10:41| Comment(0) | デザイン思考
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