12月15日は、慶應SDM主催による第1回未来デザイン会議が開催されました。
これは、社会的な問題をステークホルダが参加し、共有し、一緒に解決することを目指してはじめられたものです。現在の社会的な問題は、誰か1人が頑張れば解決できるものはほとんどなく、利害が必ずしも一致しないステークホルダが、メタ的な視点をもち、俯瞰的に対処することによってはじめて解決できるといったものが多くを占めています。慶應SDMでは、デザイン思考、システム、俯瞰力といった力をつけてもらうための授業・研究となっており、その力を使った成果を広く公開することで、少しでも社会問題を解決していこうという取り組みです。
このようなことから、第1回未来デザイン会議で、デザインの募集をしたところ本当に多くの応募をいただくことができました。審査員として応募されたものを見させていただきましたが、本当にいろいろなアイデアが含まれており、審査するほうも楽しくなるようなものでした。最終的には、その中から選ばれた8つのチームに発表をしていただくということにしました。本当はもっと少ない数の発表にして、参加者全員で議論をするという会にする予定でしたが、あまりにも多くの応募があり、しかもいいものが数多くあったため、急きょ発表する数を増やすこととしました。
白坂は、もともとは当日も審査員として参加する予定だったのですが、同じ日に日本創造学会があったために、未来デザイン会議のほうは前半のみの参加としました。
前半の4件の発表を三田のですが、大変興味深い発表が多く、楽しんで聞くことができました。
来年度はさらに多くの応募、更によい未来デザインに会えることを楽しみにしています。
2012年12月18日
未来デザイン会議
posted by しらぴー at 10:16| Comment(0)
| SDM
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