2020年05月31日

ブックカバーチャレンジ

Facebookではやっているブックカバーチャレンジ。
新年度のオンライン対応で時間がとれず、ずっと受けてなかったのですが、尊敬する遠藤先生から、バトンを渡していただき、受けることにいたしました。が、そのあともバタバタとしているうちに7日を超えてしまいました。遠藤先生、申し訳ございません。
あまりにも多くの人がやっており、見飽きた人も多いと聞いていますので、すいませんが、まとめて1回で終わらさせていただければと思っております。紹介している本は全然7冊ではありませんが、写真にのせれたのは、kindleの1冊を含んでちょうど7冊。みんななんでそんなに手元に本があるんですか??
個人的には、本ではなく、人に影響を受けて育ってきたので、本を紹介するのは難しいなあと思っていたのですが、実際に考えてみるとやっぱり人生において色々な本にも影響を受けていたことを改めて感じました。遠藤先生には、このような機会をいただけたことを感謝いたします。
小学生〜高校生のときに、宇宙・技術・映画に興味をもち、宇宙開発の道に行くか、映画監督の道にいくかを本気で悩んでました。その時、映画監督になる道がよく分からず、宇宙開発への興味が強くなり、そちらの道を選びました。そのあたりの時代の本が以下です。
【宇宙・技術・映画】
主に中学〜高校時代、一部大学くらいの時期に影響を受けた本(?)です。映画がカテゴリーとして分離できないのは、宇宙や技術に関わる映画が好きだったこともあります。
・Starlog(SF映画雑誌):小学生時代から兄の影響で読むようになり、これがSF映画をどんどん好きになるきっかけとなった。
・ぴあシネマクラブ(邦画編・洋画編):隅から隅までみて、ほとんど全ての映画を知っている(見てるわけではない)状態でした。大学時代は年間100本を超える映画をみてたけど、昔の映画はこれで調べてレンタルビデオで借りてました。
・ホーキング、宇宙を語る(スティーブン・W・ホーキング):宇宙というものにすごく興味を持つきっかけを作ってくれました。
・ニューロマンサー(ウイリアムギブソン):サイバーパンクや脳をサイバー空間につなげるジャックインなど色々学んだ。チバシティが舞台なのも、「千葉なんだぁ〜」と東京に出る前だったので思った。
・童夢(大友克洋):大友ワールドに一気に虜にされた作品。その後、AKIRAで決定的になったけど、やっぱり童夢好きでした。
主に高校時代に読んだ本。大学時代には、いわゆるベストセラーで読んでない本はないという読み方をしてたけど、小学生までは本を読むのが嫌いだったので、その間をつないでくれた本たち。おかげで中学3年生からいわゆる古典的な本を読み漁った。大学にいってからは、ベストセラーばかりに手を出した。
【中・高校・大学生時代】
・高野聖(泉鏡花):初めて、文章の”音”に惹かれた本。こんな楽しみ方があることを教えてくれた。高校時代は、好きな作家を聞かれると必ず”泉鏡花”と答えてました。
・夢十夜(夏目漱石):松山にいたので、夏目漱石はよく名前があがったが、「坊ちゃん」ではなくてこの本が好きだったのは、やっぱり現実よりも少し違うところが好きだったんですよね。
・檸檬(梶井基次郎):頭に浮かぶイメージが強烈だった本。「太陽を盗んだ男」と沢田研二のCMの2つと結びついて、頭に残っている本。
・愛と幻想のファシズム(村上龍):村上春樹、村上龍、吉本ばななあたりを読み漁っていた時に、何度か読み返したのは、この本と「羊をめぐる冒険」でした。こちらは人工衛星をハッキングするなど、その後にもずっと頭に残ってた本。
大学に人生の方向がかなり決定づけられたわけですが、そのときに読んだ専門書が以下です。
【大学時代に読んだ専門書】
・Space Mission Analysis and Design:人工衛星を設計するとはどういうことかを最初に網羅的に習った本。今の中須賀研(当時の田辺・中須賀研)での輪行で読んだ。自分の担当部分がリモンセセンサーのところですごく苦労をして読んだ。でもそれを田辺先生に褒めてもらえて、本当に嬉しかったのをいまでも覚えてる。今はNew SMADとなっています。
・新The UNIX Super Text 上下:車で本郷に通っていたので、毎日持ち歩いていた本。研究室でSUNのワークステーションを使うために、隅から隅まで読んで覚えた本。
そして、三菱電機に入社後は、ビジネス的なところに興味もあり、そういって目で色々な本もみてました。
【ビジネスを学ぶのに役立った本】
・坂の上の雲(司馬遼太郎):三菱電機時代に読んで本当に色々と学んだ本。これはドイツまで持って行って何度も読んだ。
・ロジカルシンキング(照屋華子・岡田恵子):ロジカルシンキング講座を三菱電機内で立ち上げるきっかけとなった本。初めて読んだときには衝撃だった。いまでもこれをもとに教えてるところもいっぱい。
・チーズはどこに消えた?(スペンサー・ジョンソン):三菱電機内で改革メンバーとして選ばれて活動していたときに読んだ本。
・ゾウの時間ネズミの時間(本川達雄)、動的平衡(福岡伸一):システムズエンジニアリング にもつながる考え方。時間というものの相対性を相対性理論でないものでも学んだ。変化し続ける安定という概念も納得感が高かった。
最後はやっぱり今の自分をつくってくれた本(だけじゃないですが)ですね。
【仕事と人生を決定づけた本】
・SSP-50038B Computer-Based Control System SafetyRequirements (NASA):コンピュータ安全の根本的な概念を勉強させてもらった文書。これを作ったMark Childressとのディスカッションは今から考えると奇跡の様な時間なのかも。HTVの安全設計ができたのは、これを理解させてもらえたから。
・Safeware(Nancy G. Leveson):HTVのときに第三者検証をしてくださったNancyの本。NASAの通常の安全に対して、ソフトウェア/コンピュータ安全がどのような違いがあるのかをここから学んだ。
・ANSI/EIA-632, IEEE1220:システムズエンジニアリングを勉強するために隅から隅まで読んだのがこの2つの標準でした。自分がなんでこんなことも知らずにシステムの開発をやっていたことに驚きの恐怖を感じた本。
・INCOSE SE Handbook v.1.0:同じくシステムズエンジニアリング を勉強するために読んだ本。読みにくかった。個人的には2.0が好きだったかな。
・IEEE1471:ViewpointとViewの違いなど、愕然とすることが多かった標準。これを知ったときに、世の中にはどれだけ頭の良い人がいるんだろうと思った。
・The art of system architecting(Mark W. Maier他):アーキテクティングゼミでみんなで輪講した本。これもアーキテクティングとはどういうことか、なぜ難しいのかを教えてくれた本。IEEE1471とこの本がアーキテクチャの世界に誘ってくれた。
・CODE VERSION 2.0(ローレンス・レッシグ):アーキテクチャをさんざん設計していたのに、法とアーキテクチャについては全く考えたこともなかった。本当に最近では一番学んだ本。
posted by しらぴー at 22:51| Comment(0) | システムズエンジニアリング
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