第4回目の白坂・五百木研集中ゼミは、システムズエンジニアリングを学ぶ回です。システムズエンジニアリングは、慶應SDMの基本的な考え方となっているため、2回にわけておこないます。
言葉の定義やVモデルなど、システムズエンジニアリングの基本的な考え方のあとに、要求分析(要求定義)とアーキテクティング(アーキテクチャ設計)を、実際に手を動かしながら学びます。
アーキテクチャとは、“システムと外界(コンテクスト)との関係”及び“システムを構成する要素とその要素間の関係”のことを指しており、アーキテクティングとは、アーキテクチャを設計する行為をさして呼ばれるものとなります。システム設計の最も面白いところのひとつだとおもっています。
慶應SDMでは、ステムデザイン・マネジメント序論という授業として、システムズエンジニアリングの基礎を学ぶとともに、コア科目の一つであるプロジェクトマネジメント、プロジェクト科目であるデザインプロジェクトとの関係性を学びます。また、システムズエンジニアリングの考え方が単にものづくりだけに使われるのではなく、あらゆるシステムを実現するためのアプローチであることを知識として理解したうえで、体感的に実感することを目的としています。