2015年01月21日

James Martin博士によるシステム思考ワークショップ

James Martin博士が第12回クリティカルソフトウェアワークショップ、12th Workshop on Critical Software Systems(12thWOCS2 )にKeynote Speakerとして招聘され、日本に来たので、久しぶりに慶應SDMで集中講義をお願いすることができました。
今回は、「Systems Thinking Workshop:Learning How to Think About Systems in a Holistic Manner」というタイトルで、これまでJames Martin博士の研究をもとに、「俯瞰的に考える」ということを1日のワークショップ形式で教えていただきました。

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Jamesとは、三菱電機時代にINCOSEにいっていた時代から交流があり、三菱電機にも会社にきてもらって講演をしていただいたことがある。慶應に前回来ていただいたときは、1日のワークショップをしてもらったのだが、そのときは、システムズエンジニアリングの一般的な内容と、アーキテクチャについての集中講義であった。今回の内容は、集中講義としてははじめての内容となる。しかしながら、Jamesの"Seven Samurai of Systems Engineering”は、システムズエンジニアリングの先端研究の一つであるEnterprise Systems Engineeringの一例としていろいろな講演で紹介させていただいているものである。
また、彼のPICARD理論は、システムを俯瞰的にとらえるための観点を網羅的に表したものであり、とても参考になるものであった。私としては、どれもINCOSEのカンファレンスなどで、Jamesが話している内容のため、新しいものではなかったが、それらをまとめて一つとして聞くのは、納得感のあるものであった。
俯瞰的にシステムをとらえるアプローチという内容のため、かなり抽象度が高く、受講生も簡単ではなかったようである。しかし、理解できた学生は、かなり満足度が高かったようで、終了後に何人かの人から、ちょっと興奮ぎいに感想を教えていただいた。
今回は、公開講座で、ワークショップ形式のために上限が30名ということだったため、残念ながら参加できなかった人も多かったが、なんとか来年もJamesを呼んできて、同様の講演をお願いしたいと考えている。
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posted by しらぴー at 07:16| Comment(0) | システムズエンジニアリング
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