新年2つ目の講演は、宇宙開発分野のものでした。
Brain Korea 21という政府のイニシアチブがあり、700以上のグループがある中で唯一の宇宙関連のグループを、Korean Aerospace Universityがリードしているとのことです。こちらが主催したThe 2nd Internatioal Space Technology Workshop 2015に招待されて講演をいたしました。
韓国ソウルの金浦空港近くのホテルで半日行われました。残念ながら観光をする時間はなく、空港からホテルに入り、ホテルでワークショップに参加し、翌日の朝にホテルから空港に移動して終了ということで、韓国を満喫することはできませんでしたが、多くの韓国の研究者、学生と意見交換をすることができ、大変有意義でした。
ちょっと無理をして時間を作る必要があったのですが、やっぱり「Yes or はい」の精神で、できることは何でも受けるというのは、準備は大変ですが、結果的にはいい結果をもたらすというのはかわらないですね。
講演の内容としては、HTV(こうのとり)を開発したときの大規模複雑系の設計と品質保証・安全性設計の話と、超小型衛星開発の「ほどよし信頼性工学」の話をし、それらを比較して話しました。
どちらかというと、これまでの宇宙開発のほうがピンとくる方が多かったようですが、数名、「ほどよし信頼性工学」についても、「そのとおりだ」という積極的なコメントをしていただけました。
終わった後も、いろいろな方にお声がけいただきました。
この講演も大変楽しませていただきました。
2015年01月17日
Korean Aerospace Universityでの講演
posted by しらぴー at 12:56| Comment(0)
| 講演
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