2017年03月31日

過去の修士研究テーマ一覧アップデート版


2015年度春の修士学生が修了しましたので、白坂が研究指導をした過去の研究テーマ一覧ををアップしてみたいと思います。
とにかく対象は多様ですが、方法論構築を目指しているという点で一致しています。
(最終的には手法やフレームワークに落とし込む場合もあります)
他の研究室の学生は、数回の指導ではなく、それなりにがっつりと指導させてもらったのものみを上げておきます。

2015年度春修士生
【技術システム開発関連】
  • データベース及び成熟度モデルを活用したリスク管理プロセス強化の枠組み 
  • 業務概念明確化のための参照モデル駆動型モデリングフレームワークの提案
  • 外部環境の変化を発注者が仕様に反映する仕様変更プロセス及び手法の提案
【社会システム関連】
  • 事業戦略における意思決定構造を可視化メタフレームワークの提案
  • 外国人観光案内所における来訪者の要求をふまえた提案をするためのフレームワークの開発
  • 農業6次産業化の計画プロセスにおける初期行動導出方法の提案
  • システムエンジニアリングを用いたイベント設計プロセス提案(五百木研)
  • 介護対策をサポートするシステムのアーキテクチャ設計〜親と離れて暮らす在日中国人を対象として〜(五百木研)
  • システムxデザイン思考を用いたブランディングのデザイン -ファッションブランドデザインを事例に - (前野研)
  • Visualizing Model of Customer Sufficiency Degree in Designing Private Life Insurance Product (当麻研)

2014年度修士生
【技術システム開発関連】
  • A Traceable Tests Identification Framework for Satellite Structural Development
  • Satellite Data Handling System Design for Architectural-Layer-Driven Verification
  • A Model-Based Systems Engineering Approach to Development of Attitude Determination and Control Subsystem for First Micro-Satellite in Vietnam (五百木研) System Design of Electrical Power Subsystem of Microdragon Satellite(五百木研) 
【組織システム関連】
  • 組織施策の目標と機能の構造化による測定項目導出方法の提案 ―中長期的成果を志向する活動の中間成果評価―

2014年度春修士生
【技術システム開発関連】
  • システム安全設計の質と伝達性を向上させる表記法の提案
  • 宇宙システムのレジリエンス評価のためのオントロジー構築(五百木研) 
【社会システム関連】
  • 協働がもとめられる未知の地方公共サービスを設計するための方法論と記述法
  • コーズ・リレーテッド・マーケティング(CRM)の導入容易性を高める設計手法
  • システムズエンジニアリングを用いた東京モーターショー2.0のデザイン
  • ソーシャルキャピタルの成熟度モデルの開発
  • 初期目標達成に向けた行動継続促進手法の提案
  • Urban Farm: Biological Business Ecosystem Design for Kaka’ako, Hawaii
  • CSV実践のためのコンセプト設計プロセスの提案(五百木研) 
【人材育成関連】
  • タンジブル・ラーニングとアナロジー的推論を用いた制作プロセスの提案と写真制作プロセスへの適用
  • 俯瞰と構造化のための思考フレームワークの構築

2013年度秋修士生
【システム開発関連】
  • 接点数及び接触関係性に基づく機械システムの静的複雑度と動的複雑度の提案
  • D-Case Templates for Effective, Efficient, and Traceable Thermal Design Process of Microsatellites
  • A Knowledge Management Framework by Modeling Knowledge Use Case Focusing on Systems Engineering Activities
  • Risk Management Process Framework to Capture Project Contexts and Decision Making Strategies
【組織関連】
  • 自動二輪車開発組織における企業改革プロジェクト立上フェーズのシステムデザイン

2013年度春修士生
【システム開発関連】
  • ユーザによる個性演出可能な超小型車両のための電気アーキテクチャ設計手法
  • 経営者視点からの情報システム開発評価手法
  • 要求仕様書の曖昧要求に対するリスク管理手法の提案
【人材育成関連】
  • GRCSEを活用し企業内要員に合わせたシステムズエンジニアリング 知識教育講座の設計方法
【社会システム関連】
  • 宇宙外交の計画フェーズにおいて有効な機能とその実現手法の提案

2012年度秋修士生
【イノベーション創出関連】
  • 価値と主観で評価・統合するアイデア収束手法の構築
  • 構造シフト発想法のデザインと有効性の評価
【業務・組織・人材育成関連】
  • アシュアランスケースを用いた業務の品質保証方法の提案
  • 持続的組織ナレッジマネジメントのための階層化知識継承・創造モデルの研究
  • 企業における目に見えない資本の価値を測定する方法論の構築
  • 国際標準化活動における交渉分析・戦略構築フレームワークの構築
【システム開発関連】
  • 大規模災害の発生直後に利用可能な衛星通信システムの設計

2012年度春修士生
【業務・組織・人材育成関連】
  • 多様性適応力の測定尺度の開発―日本ブラインドサッカー協会が実施するワークショップを題材にして
  • 訳語に頼らない英文法(時制)学習手法の構築
  • 組織文化と事業特性を考慮した開発プロセス標準のテーラリング手法の構築
【システム開発関連】
  • 超小型衛星開発における中小企業間協調利用型コンフィギュレーションマネジメントシステム
  • システムズエンジニアリングに基づくアシュアランスケース記述方法の提案―トレーサビリティの見える化と階層性を利用した段階的品質確認の実現―
  • 情報ライフサイクル上のUXを考慮した持続可能な運用システムの構築―中小企業ウェブサイトを実例として―


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2017年03月29日

修了式

昨日、大学院の修了式がおこなわれました。今年も2年間がんばった学生たちが修了していきました。
今年は、ここ3年は、白坂研から受領代表が出ておりましたが、今年は、最優秀賞者がでました。(受領代表は、全体の修了式で塾長から修了証をうけとるのですが、最優秀賞はSDMの修了式で修了生代表の祝辞を述べます。)本当に毎年みんな頑張ってくれています。
この代は、入学日のガイダンスにおいて、「みなさんが現在考えている修了時の自分とは全く違う自分にして修了してもらえるように全力で指導をさせていただきます。」ということを宣言させていただいた代でした。この宣言は、教員としてはかなりきついゴールを自分で課していると思っています。学生全般のゴール設定が通常ですが、SDMの場合は、多様な人が来ますので、それぞれの目指すところもことなります。これがMBAなどとはかなり異なるところになります。個々人のスタートが異なる、ゴールが異なる、SDMでの活動に避ける時間が異なる。などなど、個々人の状況が大きくことなります。
努力をする人たちをどのようにしてさらなる高みに引き上げていくか。これを考えて、この代から実施した研究指導のアプローチが「アドバイスゼミ(ほぼゼミ)」です。
白坂研ではゼミを「ベースを高めるゼミ」と「研究を進めるゼミ」に分類してます。
「ベースを高めるゼミ」としては、「集合ゼミ」、「集中ゼミ」があります。「研究を進めるゼミ」としては「個別研究相談」、「アドバイスゼミ」などがあります。
「集合ゼミ」とは、いわゆるゼミ形式のもので、ほぼ毎週土曜日19時〜20時半に五百木研、白坂研合同で実施しているものです。みんなが集まり、発表等を中心におこないます。メソドロジーラボの多様な研究発表に対して、質疑応答を繰り替えすことでベースを高めることを目指します。過去の研究例を見ても分かる通り、本当に多様な研究があるのですが、これらの質疑を繰り返すなかから、どのような研究がきてもディスカッションができるようになってきます。
「集中ゼミ」は、4月〜5月の日曜日を5回(丸5日間)で1年の必修科目を総復習・総予習するというものです。M2にとっては1年かけてやってきたことをもう短期間で一度見直すことで、頭の整理になります。新M1にとっては、これから1年で学ぶことを先取りして学ぶことになります。そうすることで、全体感を持って学ぶことができます。さらに、夏合宿や外部向けのワークショップなどの支援を通じて、どんどんベースを高めることができます。
「研究を進めるゼミ」として、「個別研究相談」があります。これは、白坂がほぼ2週間に1度の頻度で、1対1で研究指導するものになります。白坂研には、自分なりの目標を持ってくる学生が多いため、教員が用意した研究をするというよりも、各人の問題意識、課題意識にあった研究をする場合が多く、個々の研究が大きく異なる場合が多いです。そういったこともあり、1対1で研究指導をします。最初のころは、どんな問題意識をもっているのか、どういった方向での研究に興味があるのかなどからスタートし、徐々に進めていきます。「アドバイスゼミ」では、2週間に一度、博士学生、修了生、特任教員とのディスカッションを通じて、同様に研究を進めていきます。つまり、学生にとっては、ほぼ毎週、誰かの指導を受けることが可能となります。やる気がある学生にとっては、どんどん研究を進めることができる環境を用意しました。
先日修了した学生で、白坂が指導した学生のテーマは、以下の通りとなります。(他の研究室の学生も混じっておりますが、慶應SDMでは、どの研究室の学生でも、どの先生にでも相談ができるというオープンな環境となっているためです。)

【技術システム開発関連】
  • データベース及び成熟度モデルを活用したリスク管理プロセス強化の枠組み 
  • 業務概念明確化のための参照モデル駆動型モデリングフレームワークの提案
  • 外部環境の変化を発注者が仕様に反映する仕様変更プロセス及び手法の提案
【社会システム関連】
  • 事業戦略における意思決定構造を可視化メタフレームワークの提案
  • 外国人観光案内所における来訪者の要求をふまえた提案をするためのフレームワークの開発
  • 農業6次産業化の計画プロセスにおける初期行動導出方法の提案
  • システムエンジニアリングを用いたイベント設計プロセス提案(五百木研)
  • 介護対策をサポートするシステムのアーキテクチャ設計〜親と離れて暮らす在日中国人を対象として〜(五百木研)
  • システムxデザイン思考を用いたブランディングのデザイン -ファッションブランドデザインを事例に - (前野研)
  • Visualizing Model of Customer Sufficiency Degree in Designing Private Life Insurance Product (当麻研)

今年度も多様な研究テーマで指導をする側も大変楽しむことができました。毎年、研究指導を通じて自分自身も成長することができております。今年修了した学生たちも、引き続き白坂研に関わりを持ってくれることを期待しております。



posted by しらぴー at 10:00| Comment(0) | SDM

2017年03月09日

「第4次産業革命クリエイティブ研究会」の公開報告会

「第4次産業革命クリエイティブ研究会」の公開報告会で、慶應SDMでおこなっているイノベーティブ思考教育を紹介させていただきました。
そのときのプレゼン資料は以下からダウンロードできます。


posted by しらぴー at 14:44| Comment(0) | デザイン思考