2016年10月03日

慶應SDM メソドロジーラボ主催「『SDMの基礎』公開集中講座」申し込みお礼

本ブログで申し込みを募った慶應SDM メソドロジーラボ主催「『SDMの基礎』公開集中講座ですが、9月末をもちまして申し込みを締め切りました。受験を考えている人向けに50名で募集をしたのですが、定員の3倍をこえる150名以上の方に申し込みをいただきました。場所のキャパシティの関係上、抽選をさせていただきました。
はずれてしまった方は、申し訳ございませんが、次の機会に申し込みください。
当選された方は、集中講義でお会いしたいと思います。
よろしくお願いいたします。

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2016年09月30日

過去の学生の研究テーマ

入学してきた学生に、「白坂研って宇宙だけかと思ってたら、いろんなのやってるんですね!知りませんでした!」とよく言われます。確かに、どんな研究してきたか、わからないですもんね・・・・・

ということで、時々、研究テーマをアップしているので、一覧をアップしてみたいと思います。
とにかく対象は多様ですが、方法論構築を目指しているという点で一致しています。
(最終的には手法やフレームワークに落とし込む場合もあります)

2014年度秋修了生
【技術システム開発関連】
  • A Traceable Tests Identification Framework for Satellite Structural Development
  • Satellite Data Handling System Design for Architectural-Layer-Driven Verification
【組織システム関連】
  • 組織施策の目標と機能の構造化による測定項目導出方法の提案 ―中長期的成果を志向する活動の中間成果評価―

2014年度春修了生
【技術システム開発関連】
  • システム安全設計の質と伝達性を向上させる表記法の提案
【社会システム関連】
  • 協働がもとめられる未知の地方公共サービスを設計するための方法論と記述法
  • コーズ・リレーテッド・マーケティング(CRM)の導入容易性を高める設計手法
  • システムズエンジニアリングを用いた東京モーターショー2.0のデザイン
  • ソーシャルキャピタルの成熟度モデルの開発
  • 初期目標達成に向けた行動継続促進手法の提案
  • Urban Farm: Biological Business Ecosystem Design for Kaka’ako, Hawaii
【人材育成関連】
  • タンジブル・ラーニングとアナロジー的推論を用いた制作プロセスの提案と写真制作プロセスへの適用
  • 俯瞰と構造化のための思考フレームワークの構築

2013年度秋修了生
【システム開発関連】
  • 接点数及び接触関係性に基づく機械システムの静的複雑度と動的複雑度の提案
  • D-Case Templates for Effective, Efficient, and Traceable Thermal Design Process of Microsatellites
  • A Knowledge Management Framework by Modeling Knowledge Use Case Focusing on Systems Engineering Activities
  • Risk Management Process Framework to Capture Project Contexts and Decision Making Strategies
【組織関連】
  • 自動二輪車開発組織における企業改革プロジェクト立上フェーズのシステムデザイン

2013年度春修了生
【システム開発関連】
  • ユーザによる個性演出可能な超小型車両のための電気アーキテクチャ設計手法
  • 経営者視点からの情報システム開発評価手法
  • 要求仕様書の曖昧要求に対するリスク管理手法の提案
【人材育成関連】
  • GRCSEを活用し企業内要員に合わせたシステムズエンジニアリング 知識教育講座の設計方法
【社会システム関連】
  • 宇宙外交の計画フェーズにおいて有効な機能とその実現手法の提案

2012年度秋修了生
【イノベーション創出関連】
  • 価値と主観で評価・統合するアイデア収束手法の構築
  • 構造シフト発想法のデザインと有効性の評価
【業務・組織・人材育成関連】
  • アシュアランスケースを用いた業務の品質保証方法の提案
  • 持続的組織ナレッジマネジメントのための階層化知識継承・創造モデルの研究
  • 企業における目に見えない資本の価値を測定する方法論の構築
  • 国際標準化活動における交渉分析・戦略構築フレームワークの構築
【システム開発関連】
  • 大規模災害の発生直後に利用可能な衛星通信システムの設計

2012年度春修了生
【業務・組織・人材育成関連】
  • 多様性適応力の測定尺度の開発―日本ブラインドサッカー協会が実施するワークショップを題材にして
  • 訳語に頼らない英文法(時制)学習手法の構築
  • 組織文化と事業特性を考慮した開発プロセス標準のテーラリング手法の構築
【システム開発関連】
  • 超小型衛星開発における中小企業間協調利用型コンフィギュレーションマネジメントシステム
  • システムズエンジニアリングに基づくアシュアランスケース記述方法の提案―トレーサビリティの見える化と階層性を利用した段階的品質確認の実現―
  • 情報ライフサイクル上のUXを考慮した持続可能な運用システムの構築―中小企業ウェブサイトを実例として―




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2016年09月15日

アーキテクチャとアーキテクティング

アーキテクチャとは何か、アーキテクティングとは何か。よく聞かれるので簡単に説明をしておきたいと思う。
もちろん、アーキテクチャとは、もとともは建築物のことを指すものである。しかしながら、現在では、CPUのアーキテクチャや製品のアーキテクチャなどの言葉があるとおり、より広く使われるものである。
アーキテクチャとは、“システムと外界(コンテクスト)との関係”及び“システムを構成する要素とその要素間の関係”のことを指す。
慶應SDMでも価値交換のアーキテクチャを表すために価値連鎖分析(CVCA:Customer Value Chain Analysis)や、欲求のアーキテクチャを表す欲求連鎖分析(WCA : Wants Chain Analysis)なども使ったりする。

アーキテクティングとは、アーキテクチャを設計する行為をさして呼ばれるものである。一般的にアーキテクティングを説明すると、大きく以下の2つのポイントが重要となる。
•複数の視点(viewpoint)からシステムを見て、それぞれの視点における要素と要素間の関係をデザインする
•デザイン結果として見えるもの(view)の重ねあわせ(Allocation)を実施する
これをISO/IEC/IEEE 42010 Systems and software engineering – Architecture descriptionでは、以下のように示している。
つまり、対象となるシステム(System of Interest)にはアーキテクチャが存在する。また、対象となるシステムにはステークホルダ(Stakeholder)が存在する。そのステークホルダには関心事(Concern)があり、その関心事に対応した視点(Viewpoint)を設定することができる。その視点から見えるもの(View)が複数存在し、視点と視点から見えるものを集めたものがシステムのアーキテクチャの表現(Architecture Description)である。
具体的には、以下のように考えることができる。一般的な技術システムでは、ステークホルダとして、利用者と開発者が考えられる。利用者としてはどのように使うのか、どのような機能を持っているのかといったことが気になる。一方で、開発者としてはどのように機能を実現するかがきになると考えられる。このため、どのように使われるかの視点(運用視点:Operational Viewpoint)での設計(Operational View)と、どのような機能をどのようなサブ機能で実現するかの視点(機能視点:Functional Viewpoint)での設計(Functional View)と、どのようにサブ機能をハードウェアやソフトウェアで実現するかの視点(物理視点:Physical Viewpoint)での設計(Physical View)で考える。運用をどのような機能要素で実現し、機能要素をどのような物理要素で実現するかを重ねあわせによって決定する。これが一般的な技術システムにおけるアーキテクチャ設計である。同様なことを、組織の設計では、役割(役割視点)と組織(組織視点)で設計するなどによって実現できる。
System Architectureに関する名著としては、"the art of systems architecting"がある。この本では、ArchitectingはEngineeringよりもよりArt側の側面が強く、Science側の側面が弱いといっている。
実際、Architectingでは、解空間が広く、自由度が高いために、いわゆるセンスのようなものによるところが大きい。(もちろん、このセンスはある程度、後天的に身につけることが可能である)
System of SystemのArchitectureとなると、これまたいろいろな難しさがでてくるのであるが・・・・・
posted by しらぴー at 21:07| Comment(0) | システムズエンジニアリング

2016年08月29日

白坂研夏合宿

8/27, 28に、関学の千刈キャンプ場をおかりして、関学の玉田 俊平太先生のイノベーション研究会と合同の夏合宿をしました。これまでは、玉田先生と学生の方々が日吉にこられて、日吉で合宿をしていたのですが、今年は、白坂研が関西を訪問させていただきました。SDMから35名、関学から30名の合計65名というとても大きな合宿となりました。
玉田研側の幹事さま、白坂研の幹事さま、ともに本当におつかれさまでした。
おかげさまで大変楽しい、あっという間の2日間となりました。

1日目の午前中は、玉田先生のイノベーションに関する講義をしていただきました。さすが、クリステンセンから直接イノベーションについて学び、クリステンセンの書籍の翻訳をされている玉田先生。ポイントをわかりやすく端的に説明してくださるので、クリステンセンの伝えたいこと、玉田先生の考えるイノベーションの起こし方がすっと入ってきます。
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そのあとに白坂からシステムxデザイン思考がいまどのように発展してきているのかについて、2時間かけてお話しました。研究室の学生からも「最初はいつもの話かぁ〜と思っていたら、あっという間に聞いたことのない話になり、どんどん新しい内容がでてきてびっくりした」と言われました。はい。そうです。授業では、基礎的なことが多いですが、実践では応用が多いため、どうしても授業でやっている内容と、研究・実践でやっている内容は一致しないんですね〜。2時間ではすべてをお話することはできないのですが、それでも、授業よりは多くの部分をたっぷりお話できました。
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そして、夜にはBBQとキャンプファイヤー。その後、学生たちは翌日のディベートの準備。
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2日目は、ディベート。テーマはUber。でもそこで終わらないところがさすが、玉田研。両チームとも、Uberの良い点、悪い点を隅から隅まで検討して、頭に入った状態で、ディベート後に、じゃぁ、どうする?というのをチームごとに検討。ここではシステムxデザイン思考を活用。各チーム、いろいろなことを知り、考えた後だからこと、リアリスティックに考えることができたようです。なかなか面白いアイデアを出すチームもありました。
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各チームの発表と講評後に、みんなで記念撮影。
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その後、帰宅途中にみんなで昼食を食べてから、ゆっくりと東京に戻りました。
玉田先生、イノベーション研究会のみなさま、本当にありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
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posted by しらぴー at 18:11| Comment(0) | SDM

2016年07月26日

慶應SDM メソドロジーラボ主催「『SDMの基礎』公開集中講座」申し込み開始

先日ご案内した、以下の公開集中講座の募集が始まりました!
以下の申し込みリンクから申し込みください!!



【概要】
慶應SDM “システムデザイン・メソドロジーラボ”が4月〜5月に在学生・修了生・共同研究先に対して実施している集中ゼミを、慶應SDM受験を検討している人向けに無料で体験していただける集中講座を開催いたします。4日間の集中講座となっており、この4日間を受けると、慶應SDMの基本的な考え方のかなりの部分を知ることができるようになっています。
【日時】
•10/23(日)10時〜17時:ロジカルシンキング/システムシンキング
•10/30(日)10時〜17時:モデリング基礎
•11/6(日) 10時〜17時:システムxデザイン思考
•11/13(日)10時〜17時:システムズエンジニアリング
   (11/13終了後には懇親会を行う予定です)
【講師】
白坂成功(SDM研究科 准教授)、五百木誠(SDM研究科 准教授) 他
【場所】
慶應義塾大学日吉キャンパス
【参加費】
無料
【定員】
50名
【申込み】
【申し込み期間】
9月30日
締め切り後1週間程度で、抽選結果を申し込み時に登録したメールアドレスに送信します。4回すべてに出席できる方を優先します。

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5月のゼミの様子1

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5月のゼミの様子2

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5月ゼミの懇親会の集合写真

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5月ゼミの参加者の集合写真


posted by しらぴー at 20:10| Comment(0) | SDM

2016年07月03日

〜『慶應SDM入学希望者のための白坂・五百木研 公開集中ゼミ』のご案内〜

〜『慶應SDM入学希望者のための白坂・五百木研 公開集中ゼミ』のご案内〜
慶應SDM 白坂・五百木研が4月〜5月に在学生・修了生・共同研究先に対して実施している集中ゼミを、慶應SDM受験を検討している人向けに無料で体験していただける公開集中ゼミを計画しています。
4日間の集中ゼミとなっており、この4日間を受けると、慶應SDMの基本的な考え方のかなりの部分をしることができるようになっています。
まだまだ先ではありますが、以下の日程となっていますので、可能性のある方は今から予定をブロックしておいてください。
但し、現在はまだ計画段階のため、変更となる可能性があります。

【受講条件】
  • 慶應SDMを受験し、入学しようと考えている
  • 4日間すべて受講が可能である(4日間参加可能な人から優先します。但し、EDGE受講生は一部バッティングがありますので、考慮いたします。)
  • 理系/文系のバックグランドは問いません

【日時】
  • 10/23(日)10時〜17時:ロジカルシンキング/システムシンキング
  • 10/30(日)10時〜17時:モデリング基礎
  • 11/6(日)10時〜17時:システムxデザイン思考
  • 11/13(日)10時〜17時:システムズエンジニアリング

いずれの日にも在校生・修了生・教員との入学に関する相談が可能です。
また、夕方から懇親会を開催する日があります。参加者には別途連絡いたします。

【場所】
慶應義塾大学日吉キャンパス

【申し込み締め切りと抽選】
申し込み先は今後出来次第公開いたします。
申し込み締め切り後、1週間以内に受講可否の連絡をメールでいたします。
申し込み締切日までに申し込みいただいた方から、50名の方を抽選で選び、受講していただきます。
抽選結果は、個別にメールにて回答いたします。

posted by しらぴー at 12:10| Comment(0) | SDM